子どもに長期療養が必要だと言われたばかりのご家族の方へ

これから病気はどのように経過してゆくのか、病気と長期間つきあってゆくことでどのような影響があるのか(一生つきあう場合もありますね)、この子の進学・就職・結婚はどうなるのか・・・
考えても今すぐ結論が出るものではないとわかっていながら、悲しい想像ばかりが頭の中を渦まいていませんか? そこから抜け出せずに苦しんでいませんか?
お子さんは、病気とすぐにさよならすることは難しいかもしれません。けれど、病気と上手に向き合っていくことはできます。
そのためには、家族の支えが必要です。お子さんを支えることができる家族になるためには、まず家族が笑顔で過ごせるようにならなくては。

「くまもとぱれっと」のおしゃべり会にいらっしゃいませんか?
あなたの苦しさ、悲しさ、涙。同じ気持ちを味わったご家族がいます。思いのたけを吐き出してみてください。
子どもの頃から病気と長期間つきあって成長し、社会人になった「もと子ども」の方がいます。「子どもはいつまでも子どもじゃない。成長して、やがて大人になる」ということを実感してください。

「そんなところに行ったって病気が治るわけじゃない」「何かが変わるわけじゃない」と思っていらっしゃるかもしれません。

確かに「病気が治るわけではない」でしょう。ただ、もしかしたら、話したことで気持ちが変わることがあるかもしれません。気持ちが変わり、行動が変わり、「何かが変わる」ことがあるかもしれません。
あなたが歩き出すためのヒントをつかむことができるかもしれません。

私たちは、長期療養中の子どもと暮らすご家族が、「今日より素敵な明日」に出会えることを願っています。